sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

仮想通貨の簿価や売却益の見通しを立てた

 

とにかく面倒であった。

 

しかし間違いなく税務調査が入ると思うので自分でもしっかりと理解し、正確に申告を行う必要があるので、頑張ってデータをまとめてみた。2年前に一度所得税の税務調査が入ったがその話は別途まとめておきたいと思う。なので、今回も数年後に間違いなく入るだろう。正々堂々としっかりとした計算をして臨みたいところだ(これだけ税金を払うわけであるから)。

 

ほぼ1日かかったが、ある程度スッキリとした。

 

仮想通貨で一体いくら儲けがでそうで、簿価がいくらで、税金がいくらになりそうか、おぼろげには理解していたけど、今回きちんと把握してみた。

 

普通は規模が大きくなると税理士に頼むのだろうけど、僕は自分で理解したいし、自分で理解できないものはやりたくないというポリシーなので、自分で行う。

 

もちろん過少申告や過大申告のリスクはあるのだが、きちんと理解すればそれらのミスも軽減できる。

 

今回色々と計算してみて思ったのは、もっとシンプルにすべきということ。そうすれば損益計算も随分と楽になる。

 

自分で申告をしたい人はこれらのルールを守ると良いと思う。

つまり、

 

1.仮想通貨間の交換はなるべく行わない(BTCから他のアルトコインへの交換など)

2.なるべく円から直接仮想通貨を購入する(多少レートが悪くても)

3.どうしても仮想通貨間の交換を行いたい場合(円から直接買えない場合)は複数の通貨から複数の通貨へ交換する「多対多」のモデルではなく、「1対多」のモデルで行う。つまりBTCから複数のアルトコインに交換するだけに留める。決して同じアルトコインにBTCやETHなど複数の通貨から交換しない。

4.できれば通貨として保有するものと、交換用に使う通貨を分ける。例えばBTCやETHはそのまま通貨として保有する可能性があるので、他のアルトコインへの交換通貨としては使わず、BCHを交換通貨専用に使うとか。これはアルトコインの簿価を容易に計算するため&税金の申告を楽にするため。アルトコインに交換した場合、その時点で課税関係が発生する。BTCをもともと保有していて、ある程度時間が経ってから他のアルトコインに交換すると、BTCの損益が発生する。しかし、BCHを交換専用にして交換するタイミングで円から購入し、その日にアルトコインに交換すればBCHは同日に売却しているので損益は発生しない(厳密には1日の間でも値動きはあるが、終値で見れば同じなので、たぶん問題ないだろう)。

5.なるべく少ない取引所を使う。円から購入する取引所を一つと、Binanceのようなアルトコインが豊富にある海外取引所を一つという感じ。

 

とりあえずBTCについては今年中に一旦すべて売却してから、急落したタイミングである程度まとまった額を購入する予定。

 

こうすることで課税関係は一旦クリアになり、管理が非常に楽になる。

 

55%の税金を払うのは嫌なのだが、こればっかりは仕方ない。

 

直近は中国の影響などで軟調だが、思ったより中国の暗号通貨禁止の影響が大きくない。もちろん下がる可能性もあるが、これだけ持ちこたえているというのは意外。年末にかけて大きく上がる可能性があるかな。