sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

書評

映画「消えない罪」 久しぶりに良い映画を観た感じ

Netflixで観た映画。久しぶりに良い映画をみた。 暗い、重い映画なのだが、見事に全員が根本から100%の悪ではなく、希望の光があるそういう映画。 人間というのはそういうもので、完全な悪や善は存在しない。それが見事に表現されている。 映画の中でそれぞ…

ヘッジファンドLTCMの本

1990年代の少し古い話なのだが、古さを全く感じさせず楽しめた。 以前に一度読んだことはあるが今回は旅行中にじっくりと再読してみた。 最強ヘッジファンドLTCMの興亡 (日経ビジネス人文庫) 投資についてのある程度深い知識がないとあまり面白くないかもし…

書評「簡易生活のすすめ」簡易生活という言葉は自分にしっくりと来る

この本が意外に面白かった。 Amazon.co.jp: 簡易生活のすすめ 明治にストレスフリーな最高の生き方があった! (朝日新書) eBook : 山下 泰平: 本 明治期に流行った生活スタイルが「簡易生活」、英語の"Simple Life"の訳だったらしい。 今でいう「ミニマリズ…

リタイアへの準備

英語の本だがとても参考になるので読む価値はあると思う。 How to Retire Happy, Wild, and Free: Retirement Wisdom That You Won't Get from Your Financial Advisor (English Edition) これはアーリーリタイアにフォーカスした本ではないが、アーリーリタ…

ジョン・ポールソン(ヘッジファンドマネジャー)の本を読んで

サブプライムローンでぼろ儲けしたジョンポールソンの本を再読。 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか この本は非常に面白い。2回目だが1回目よりさらに面白く感じた。 この内容はともかく、最後の方に出ていた、And…

父の生きる 伊藤比呂美

伊豆で5日間滞在して暇なのでkindleで読んでみた。 じっくりと読む本ではないが、まずまず面白かった。 二つの視点で考えさせられた 1.自分が老人になった時の視点 2.自分が親の面倒を看る時の視点 伊藤さんの父親(90近い?)が、しきりに「暇だ、退屈…

東大とかマッキンゼーとかGAFAとかハーバードとか恥ずかしくないのかね。

東大、マッキンゼー、ゴールドマン、MBA、GAFA、ハーバードなどの名前を使って出版している本が多いですが著者は恥ずかしくないのかね。見ているだけでこちらの方が恥ずかしいが。 もちろん出版社が付けるタイトルなので著者がどこまで関与しているか知りま…

働かないって、ワクワクしない?

タイトルの付け方がとても良い。原文では"The joy of not working"だが、日本語の「働かないって、ワクワクしない?」の方が圧倒的に良いタイトルだ。タイトルだけで読みたくなる。 ただし内容は結構くどい。400ページ近くあるが、大して中身はない。言ってい…