sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

相続問題と資産・債務の整理 千葉真一の相続ニュースに思う。

 

こういう話を読むと準備ができていない人っているんだなと思う。

 

news.yahoo.co.jp

 

芸能人では逸見政孝さんが亡くなり10億円の自宅を維持するのに子供たちが大変苦労したという話を読んだことがある。芸能人の場合はニュースになるが、ニュースにならない一般の人の相続でもこういうことは多いのだと思う。

 

それぞれの事情があると思うので安易なことは言えないのだが、それでも残される者達が相続で苦労しないように物事を整えておくのが親の義務ではないだろうか。

 

いつ死ぬかなんてわからないわけであるから常にある程度覚悟をして整理しておく必要がある。

 

資産を上回る借金を残して死ぬという千葉真一の生き方には賛同できないな。借金がどうしようもないならあらかじめ子供たちに伝えておきべきだと思う。たぶんそういう実務能力に欠ける人だったのだろう。

 

実務能力に欠ける親を持った子供は可哀そうだ。子供に実務能力があればいいのだが、子供にも実務能力がなければ悲惨。

 

実際に相続関連の実務がある程度できる人というのは半分もいないだろう。感覚的には1/3程度かもっと少ないくらい。

 

寿命から言えば僕がすぐに死亡する可能性は非常に低いが、それでも残った家族が困らないように物事はすでに整理してある。

 

相続税の支払いで困ることのないようにすぐに流動化できる資産で一定額を残している。

 

不動産も負債もないので相続は今のところシンプルである。

 

相続対策で数百万円、数千万円レベルで税金が軽くなるからといってタワマンを買ったり、資産会社を作るような節税スキームには興味がない。

 

それで多少節税できたとしても物事が複雑になりすぎる。被相続人も大変だし、自分も一体いくらの価値のモノを持っているのか分からなくなる。

 

多少損をしても、シンプルに、自分が理解しコントロールできているということの方が重要だと思う。

 

ただし僕のように考える人はたぶん少数派で、多少資産を持っている人は、自分ではすでに把握できないくらいに資産が散らかってしまっているし、一度散らかったものを整理するのにはかなりの労力と知識が必要なので、実際は難しいのだろうな。