久しぶりの講義
最近は講義することから遠ざかっていたが、今回は縁があって久しぶりに講義をしてきた。
30台前半の頃から大学、大学院やextension schoolなどで経営関係の講義をしてきたが、ここ最近は自分の博士論文作成が忙しかったりして定期的に時間を取られる講義の仕事は受けてこなかった。
久しぶりにやってみると中々良かった。準備はそれなりに大変なのだが、講義をすることで自分の頭の中も整理され、また受講生とのやり取りをすることで自分の頭も活性化される。
ここ最近はコロナで仕事も暇だし、新たな論文に取り組む気もしないので、講義をして普段と違う部分の脳を使うのは良いことだと思う。
人に教えるということは自分が学ぶことにもなるし、色々と刺激を受けるので単純に楽しい。
研究もいいが教育もいいなと再度認識した。リタイアして自分の会社を経営し続けるのもいいが、それはそれで大変なので、やっぱり大学の教員というのがいいかな。
できればどこか地方の大学や大学院で仕事を見つけてそこに移住するのがいいかもしれない。単に移住するだけで何もしなければ社会とのつながりがなくなる。1人でも全く平気な自分であるがそれでも全く社会とのつながりが無くなってしまうとたぶん寂しいと思う。
大学教員という社会的な立場を持ちつつ、自由きままに過ごすのは大変魅力ある選択肢だと思う。