sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

向上心をどうやって減らせるか

常識と逆ですね(笑)。

 

普通はどうやって向上心を持つかということが問題になるのですが、今の僕はどうやって向上心を減らすかということがテーマです。

 

昔から高い向上心を持って常に新しい経験、新しい学びを目指してやってきた。その結果40歳の時点である程度余裕のある生活が実現できた。

 

その後自社株を売却したりして40代で一応リタイアできるだけの資産を築いた。

 

この先平均寿命までは30年ちょっと。健康年齢で考えると20年くらいかもしれない。

 

そう考えるとこれまでのような成功のための向上心というのは不要になる。もっと金持ちになりたいとか、もっと社会的地位を得たいという欲望は残念ながら自分にはない。

 

これまでと全く違う考えで日々を生活していかねばならない。

 

アーリーリタイアブログを見ると節約型が多いがそれは分かる。老後まであまり余裕のない資金でアーリーリタイアすれば、節約して生活することそもものが目的になる。それはそれで結構張り合いのある人生ではないだろうか?ブログをみていると楽しそうに見える(実際はそうでもないのかも?)。

 

自分の場合はそこまで節約をする必要はないのだが、それでも収入がなくなれば自然と節約の楽しみも出てくるだろう。これまでは基本的にゴルフに行くにももっとも効率の良い高速道路を使って行っていたが、最近は時間もあるので、あえて高速を使わずに一部を下道で楽しみながらゴルフ場に向かったりしている。

 

しかしまだまだ自分は向上心を捨てきれていない。何となく何んの学びや新しい経験なしに1日を過ごしてしまうとモヤモヤとした気持ちになる。落ち込むこともある。今日1日自分は何をしたんだろう?と思って。

 

60歳、70歳にもなればもう先が短いのであきらめもつくだろうが、まだ自分には40代の残りと50代が残っている。仕事上では脂の乗っている時期でもある。そんな時期を無為に過ごしていいのだろうかと思う。しかし冷静に考えるとそれでいいのだと思う。

 

長年の蓄積から感情面ではもっと成長しないといけないと思いつつも、冷静に考えると成長しないといけない理由はなにもないと思う。この葛藤が続いている。

 

コロナ禍でよるはほぼ自宅にいるがそれで少しずつ変化してきた部分もある。これまでは家にいても生産的な活動を寝るギリギリまで行っていたが(映画を見るなど本当に充実した1日を過ごしたと満足できる日だけ自分に許していた)、最近は夜は無駄にyoutubeを見たり、映画をみたり、ネットサーフィンをしたりと全く生産的な活動を行っていない。

 

これに最近ようやく慣れてきた。あとは昼間の行動か。これも少しすれば慣れるだろう。そうこうしている間に60歳とかになるのかな。