道の駅は国の観光支援の施策の中でもとても良い施策だと思う。
国の観光支援施策なんてろくなものがないと思うが、道の駅の施策はとても良い施策さと思う。
個人的に良く使っているというのもあるが、日本は海外に比べて地方の特産品が多いと思う(特にアメリカなんて歴史がないからどこに行っても自然以外は同じ)。
そういう地方の特産品を紹介するというのは観光という観点からとても重要だと思う。
これに類似するのは「ふるさと納税」であるがこれも批判はあるけど概ね成功している施策だと思う。
全国の施設数は約1200と20年間で2倍近くに増加。年間10億円以上を稼ぐ道の駅は20カ所を超える。
全国で1200カ所ということは平均して1県あたり20カ所以上あることになる。
1993年に第1号が誕生。2021年6月時点で1193施設と01年度から約550施設増えた。国土交通省の15年度の調査によると、全国の施設に年間延べ2億人が訪れ、売り上げの合計は約2500億円に達する。
人口約3100人の群馬県川場村にある道の駅「川場田園プラザ」。週末は自然を感じながら食事できるテラス席が観光客であふれる。夏のブルーベリーの無料摘み取りも人気で、新型コロナウイルス禍前の19年度に来場者は200万人を突破。テーマパーク「よみうりランド」(東京都稲城市、川崎市)など人気施設に匹敵する集客力だ。
道の駅「川場田園プラザ」は一度行ったことがあるが確かにコロナ禍でもにぎわっていた。200万人とは凄い。「よみうりランド」のような子供向けの人工施設よりもよほど魅力的な施設だった。
最近は綺麗な道の駅が増えてきて(お互いに競争しているからだと思うが)、道の駅が目的化している。そしてそこに行けばその地方の物産品を購入出来たり、その地方のことを知ることができる。
今後はもっと道の駅が発展していくのではないだろうか?
観光拠点として、温泉、博物館、ホテルなどを一カ所に集めて大きな道の駅が出てくる気がする。
国の施策としては珍しく良い施策だと思う。結局こういう地味な施策が長期的には効果的なんだと思うけどね。