ふるさと納税による都市部から地方への資金流出について。全く問題ではない。
ふるさと納税によって自分の住む都心部の自治体から地方への税収が流出する件についてどう考えるべきか?
自分が住み、行政サービスを受けている自治体の税収が減ることは確かに問題ではある。ふるさと納税をすることでその分が自分に縁もゆかりもない、行政サービスも受けていない地方都市に行くことは問題かもしれない。
しかしそれは個人がどうこうする話ではなく、国全体として考えるべき話である。別に自分は行政サービスの対価として税金を払っている訳ではない。税金は強制徴収である。
行政サービスの対価として税金を払っているなら、多く税金を払った人にはより多くのサービスを!という話になるが、そういうことではない。
国がふるさと納税という制度を作って格差を是正することが適切だと考えるなら、その制度に乗っかってふるさと納税をすることは何ら問題はない。都心部からの資金流出が深刻な問題であるならばふるさと納税の制度をやめれば良い。
加えていうならふるさと納税は給与所得者にとって限られた節税手段の一つである。バカみたいに高い税金、そして新型コロナ対策のようなバカ対策に70兆円以上を使う無駄使い、そういう政府のバカな施策への対抗手段の数少ない一つである。
ふるさと納税の問題なんて、コロナ対策の70兆円に比べれば全くもって小さな問題である。
なので僕は目いっぱいふるさと納税を活用すべきだと思う。使っていない人がいればどんどんと勧める。
このバカ政府(というよりもバカ国民なのだが)のせいでこれから税金はどんどん上がっていくだろう。それに対して防衛できる数少ない手段なのである。