sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

2022年2月末 財産状況 (BS) 簿価ベース+3645万円 時価ベース +3073万円

 

2月のBSを作成。

 

毎月きちんと自分の財産状況を把握することはとても大切である。

 

僕はかれこれ20年近く毎月BSを作成している。当初は毎月もやっておらず適当だったし、精度も悪かったのだが、徐々に精度を上げて今ではかなり正確に財産を把握できるようになった。

 

まぁ、財産のない時はそんなに複雑ではないので楽なのだが。

 

今月の財産が大きく増えている理由は仮想通貨を売却したから。

 

仮想通貨は時価に比べてかなり低い価値で評価しているので売却すると大きく資産が増えるようになっている。

 

仮想通貨なんて水物だと思っているので時価で評価しても仕方がない。以前は0円で評価していたがさすがにそれはやりすぎだと思って時価何分の一かで評価している。

 

2月でビットコインの95%を売却済。イーサリアムはまだピークの半分くらいは持っている。懲罰的な55%の税金を払ってもすでに仮想通貨で負けはなくなったので後は適当に価格と税金の関係を見ながら売却するだけ。

 

かなり気が楽になった。やっぱり毎日大きく変動する資産をもっていると精神的にしんどいからね。

 

新興市場の株式は12月頃から大きく下落してあまり見たくはないのだけれど、1月に比べると少し回復。2月も引き続き悪かったのだが、2月の最後に少し持ち直したことで、一時期はたぶん数千万円のマイナスだったのが、300万円程度の含み損に落ち着いた。

 

それでもピーク時の含み益からみると大きなマイナスなのであまり見る気がしないため、一カ月に1回程度チェックするので丁度良い。

 

損切りが重要という投資方針もある。以前はそれを信じていたが、損切りを大切にする投資方針では一方で機動的な購入もやらないとつり合いが取れない。損切りはするが、そのあと買いに転じられない人は、持ち続行ける方が良い。

 

自分の場合は機動的な売買をするのは得意ではないので、損切りせずにホールドする方針。もともとIT系でも高いvaluationの株に投資している訳ではないので、市場が戻せば株価も戻ると考えているし、流動性も低い銘柄なので無理に売買するよりも5年で2倍にになるくらいのターゲットで考えている。

 

結局人の話を鵜呑みにするのではなく、自分の得意な領域と手法を見つけてそれをしっかりと続けることが重要だろう。

 

ポートフォリオ全体では現金が8%、株式が62%、債券・貸付が23%、不動産(ファンド)が4%程度。まずまずバランスの取れた感じかな。少し株式が多いかな。

 

目先は株式は厳しいと思うが、景気の波に応じて株式の比率を上げたり下げたりするのは難しいので、とりあえず放置する戦略がいいだろう。

 

外貨比率は33%、自社株を除くと40%程度。円には期待していないので本来ならもっと外貨比率を上げても良い。円は今後はますます下落するであろう。

 

今月もきちんと財産を確認して、問題なくいつでもリタイアできることを確認している。

 

リタイアしなくてもこれが精神安定剤になる。