sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

よりお金持ちに見せたいか、それともより貧乏に見せたいか?

 

いつも思うのだけど世の中は自分を実際の自分よりもお金持ちに見せたいと思っている人がとても多い。

 

こういう人は貧乏だと思う。貧乏だからお金持ちに見られたい。

 

ここで言う貧乏というのは自分のイメージに対して貧乏ということ。

 

だから(世間的にはお金持ちである)年収が2000万円の人でも、もっとお金持ちに見せたいと思って行動している人は貧乏だと思う。なぜなら彼らはもっと年収があって資産がある人のスタイルを目指しているからだ。

 

年収が200万円の人で、平均的な普通の家庭のように見せたいと思って行動している人も同じく貧乏である。

 

もちろんもっと上を目指すということが原動力になって、より高い年収を実現するということはあるかもしれない。それは貧乏の効用だろう。

 

しかし今の自分の現実よりも多く持っているように見られたいという人は実際の年収や資産に関わらず等しく貧乏(な精神)だと思う。

 

僕はどちらかというと普通に見せたいと思っている。別に特段貧乏に見せたいとは思わないのだが、お金をもっているようには見せたくなく、平均的に見せたい(正確に言うと平均よりちょっと上くらいに見られたいかな?)

 

もちろんそれはお金を持っているから余計なトラブルや勧誘に巻き込まれたくないというのがあるのだが、それよりも今に満足しているからだ。

 

もっとお金を稼ぎたいというのはあるのだが、それでも今の状況に満足しているので、今の自分以上にお金持ちに見せたいとは思わないし、どちらかというと平均的なイメージに見せたい。

 

別にお金がそれほどなくても、今よりお金持ちに見せたいと思っていない人達もたくさんいる。こういう人達は地に足着いた人達だと思う。

 

見栄を張って生きれば苦しくなる。

 

お金で失敗している人の多くは見栄が原因である。自分が持っている以上に持っているように見せかけたいという動機がある。

 

こういう人は貧乏な人だと思う。

 

(自分のイメージと比較して相対的に)お金がないといのは貧乏だ。

 

貧乏やお金持ちの概念は絶対的なものではなく、相対的なものだと思う(食べていけないレベルの貧乏は除いて)。

 

周りをみると堅実なお金持ちの方が圧倒的に多いと思うな。

 

一部ここで言う貧乏な部類に属するお金持ち(もっとお金持ちになりたいと思って見栄を張っている人達)もいるし、そういう人は目立つからそれがお金持ちと思うかもしれないが、大半のお金持ちはお金持ちに見えないものだ。

 

お金持ちになりたいと思えば、お金持ちに見られていと思う発想を捨て、今より貧乏に見られるように行動する方がいいのではないだろうか。