お金をいくら使えるか?年に2000万円くらいが自分としてほぼ限界値
TVやyoutubeでは派手に使うお金持ち(これは以前から言っているが、お金を派手に使っている人は「お金持ち」とは限らず「お金使い」である)が何かと目立つが、僕はそこまでお金は使えるだろうか。
僕の場合は比較的自由に生活しているし、毎日の生活でお金に困ることはない。欲しいものは全て購入しているし、現在は特段に欲しいものはない。
1-8月の累積で経常支出の合計は926万円なので、月平均115万円。
これを年換算すると1380万円程度。
ここには家賃、子供の教育費、自分の趣味、旅行などすべての費用が入っている。
ゴルフにも週に2回、3回くらい行っているし、旅行も月に2、3回くらい行っている。釣りも行くし、子供も私立の学校だし、家賃も都心の一等地で高いがそれでもこの程度である。
もう少し派手に使ったとしても追加で月に50万円も使えない。するとmaxで年に2000万円くらいで十分であることが分かる。
しかし2000万円でも全然たりない人達もいる。
結局この人たちは何に使っているのかというと、
1.モノ
2.サービス(飲食を含む)
の二つだろう。
モノについてはもちろん高いものを買おうと思えば無限に買える。だが、僕は特に欲しいものはない。服はブランドモノは必要ないし、下はジーンズとかでOK。
高価なモノが欲しい人は結局人に見せびらかしたいからだと思う。そういう見栄が物欲を推進する。見栄がなければ物欲は刺激されない。
ブランド品なんて誰も見てくれなければ買う理由がない。それを証拠にブランド名が周りにバレないような商品はない(あっても売れないから)。露骨なのかさりげなくか、そのブランドが周囲に分かるようになっている。
また2のサービスについては仲間が大好きな人達は飲み代に使ったり、人におごったりとそこである程度大金を使うのだろう。
僕は多くの人が集まるのは好きではないし、飲み会も嫌い。週末に多くの仲間と一緒に何かをするのも嫌だ。数人の仲間とゴルフをしたりするのは好きだが、ゴルフの後もダラダラと飲みに行ったりするのは好きではない。ゴルフだけをしてそのあとは1人になりたい。
GOTHEという雑誌に出てくる金持ち自慢の連中をみていると、皆、この1と2にお金を使っている。見栄を張るのが好きで高価なものを集めている。そして仲間が大好きのようだ。
室井佑月がどこかで次のように言っていたが(室井佑月の事は嫌いだが、この発言は的を射ていると思った)「いい年した大人が『お友だち』ってバカじゃない」、まさにその通りだと思う。大人になっても学生時代のように友達に囲まれたい、友達の輪に入りたい、仲間として認められたいなんてバカなんじゃないの。いつまでそんなお友だちごっこをやってるのかね。大人になれば1人で楽しむことを覚えればいい。
この二つが不要な僕はかなり自由に時間とお金を使っても所詮2千万円程度が支出の限界値。
これ以上使おうと思うと自分の自由な時間を犠牲にして、使うことにもっと集中しなければならなくなる。
のんびりとカフェで本を読むこともできなくなるし(そんなことをしていたらお金を使う時間がなくなる!)、モノが増えすぎて処分に困るようになるし、なにより生活をしシンプルにしようとしているのに、逆に生活が複雑になりすぎる。
年に2千万円くらいなら稼ぐことはそれほど難しくない。
こう考えると本当にいつでも完全リタイアできるのだなと思う。