sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

コロナによる年齢別死亡率を見るとワクチンに対する態度は留保で問題ないことが分かる。

 

昨日書いたように、ワクチンが効果があるのかどうか臨床試験結果は別にして(当然許可されている訳であるから単体では効果があるのだろうが、変異株に効くかどうか、民族による違い、その他の影響などは不透明)、マクロで見た場合のワクチンの効果を検証すると各国の方向がバラバラでよく分からない。

 

sukerokuchan.hateblo.jp

 

そうなるとワクチンが効くかどうか以前の問題として日本においてコロナはどれくらい怖いのかということを考える必要がある。

 

最終的には死亡することが一番のリスクであるので、死亡率を考えてみる(もちろん重症化するのも嫌だし、さらに言うと軽症でも嫌ではあるので、コロナに限らず、単なる風邪でも罹らない方がベターであることは言うまでもない)。

 

データソースは以下のとおり

人口データ:e-stat統計データ

新型コロナによる死亡者データ:情報更新日2021年9月6日

 

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年齢別ではない累積死亡者数のデータでは死亡数は16,380になっているが、年齢別の合計では13,299人になっているので少し少なく見積もられる。たぶん年齢情報が欠けているデータがあるためだろう。

 

%だと実感がわかないので一番右にx万人に1人の確率で死亡するデータを加えた(これでも実感しにくいがそれはそもそも確率が非常に低いからである。100人に1人くらいの高リスクであれれば実感しやすい)。

 

これを見ると老人以外においてはコロナによる死亡リスクは極めて小さいことが分かる(ただし老人は当たり前だが普通の死亡率も高いのでそれと比較しなければならない)。

 

例えば私は40代だが、12.4万人に1人の確率である。どうりで周囲でコロナで死亡した人がいないわけだ(コロナ陽性の人も殆ど稀にしか聞いたことがない)。私は同年代に12万人も知り合いはいない。

 

40代の人口は1784万で、144人しか新型コロナで死亡していない。交通事故より少ないかな?(年間3000人が交通事故事故でなくなる。単純に年代別に8で割ると、1年代あたり400名弱/年の死亡者数)

 

さらに下の世代になると恐るべきくらいに死亡リスクは低い。もう難病指定レベル。

 

そもそも10代以下は累積死亡数はいまだゼロであるので、今のところワクチンを打つ必要性は全くない(大阪で1名基礎疾患のある10代の方が亡くなりましたので最新情報では1人)。

 

果たしてこのような感染症に対して、2類指定することや、治験も十分に行われておらず、かなりの確率で副反応が起こるようなワクチンを打つ必要があるのだろうか、素直に考えると疑問に感じざるを得ない。

 

このデータだけでは不十分で、さらに検討すべきは

・他の国での同じような分析。特に欧米では死者は深刻なのでそれが日本と年齢別でどの程度異なるのか?

・新型コロナではなく、一般的な死亡率(&他の原因、例えば交通事故など)との比較。高齢者は当然に死亡率がもともと高いので90代で1000人に1人が新型コロナで亡くなっているからといって果たしてそれが特別死亡率を上げているのかどうか(昨年は日本全体で絶対的な死亡数が減少するという面白い現象が起きていた)。

・ワクチンの死亡率の検討。新型コロナはそもそも感染する確率や感染しても発症する確率は低いが、ワクチンは打つ=感染する(感染という言葉は適切ではないが)ようなものなので、イメージとしては積極的に感染しに行くようなものだ。ワクチンによる年代別の死亡率とコロナによる死亡率を比較してみる必要がある。

 

これらの分析をもっとしてみたい気もするのだが、少々面倒ではある(最低限ワクチンだけは個人的にも知りたいのでやりたいが)。

 

結局、これだけ死亡率が低い感染症に対して、まだ謎のワクチンを急いで打つ必要性はないという結論は変わらず。

 

今後新たな情報が出てくればその時に考えれば良い。

 

十分な情報がない時で、意思決定を留保しても大きなリスクがない時は、積極的にどちらかに賭ける必要はないだろう。