sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

個人投資家の強み

 

今日も相場を見ていると業績がいいのに大きく下落しているものがあったりして面白い。時価総額の低い銘柄で、浮動株の少ない銘柄についてはどうしてもそういうことが起こる。ちょっとした大口が売ると(現物なのか、信用なのか)、業績とは関係なく株価が動く。

 

これは真面目に投資をしている人からするとやっかりではあるが、逆に言うとチャンスでもある。良い銘柄がバーゲンセールで売られているということ。毎日特定銘柄の動きを見ていると背後の人間の動きが見えてくる(らしい)。僕はまだそこまで到達していないし、そこまで相場にかじりつく気はないが、デイトレードでなくても毎日見ていると少し勘が働くようになる。

 

今日もある銘柄が4%くらい業績と関係なく下げていたので、300万円ほど追加購入した。かなりリスクの低い投資だと思う。

 

個人投資家のメリットは

1.期間損益を考えないで良い

機関投資家はどうしても期間損益やベンチマークを考える必要がある。が、個人投資家はそれを考える必要がない。これと思った銘柄が上がるのを気長に待てばよいだけである。見ていると待てない人が結構多い。個人投資家なら待てることが強みである。コロコロと乗り換えていてはチャンスを逃す。これはと思った銘柄は3-5年くらいの期間でじっくりと待てばよい。その間に少なくとも数回はそれなりのチャンスが来るはずである。

 

2.誰にも説明する必要がない

これも大きな要素。どういう投資をしようが、期間パフォーマンスがどうであれ、誰にも説明する必要はない。僕が投資している銘柄は低時価総額、バリュー株なので、要は人気がないということ。だから人に説明するのは難しい。ポンコツ銘柄に全資産のx%を投資するなど人に説明しても理解されない。思い切って集中投資ができる。

 

結局、成功は人と違うことをするからもたらされるわけであって、平均的な人と同じことをしていると当たり前だが平均的なリターン、平均的な暮らししかできないのである。もちろん平均から逆に外れることもあるだろう。しかしそういうリスクを取らないと、平均から上振れる可能性もなくなる。

 

この1と2の強みを前提に考えると、このコロナ禍の金融緩和で大きく上昇した株式市場においてもまだまだ投資したい銘柄が10個以上は見つかるから面白いものである。

 

自分としては個人投資家としてのメリットを存分に利用したいと思う。