sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

言葉の人か行動の人か。意識高い系が嫌いな理由

 

どうも「意識高い系」は好きではない。

 

そもそも「意識高い系」という言葉には少し揶揄するニュアンスが込められており、ポジティブにはとらえられていないだろう。

 

なぜ意識高い系がネガティブにとらえられるかというとそれは「言葉だけで行動が伴わないという」意味が込められてるからだと思う。

 

これまでの経験上、面接で言葉巧みにアピールした人の多くはイマイチだった気がする。だからと言って言葉が巧出なかった人が良い成果を上げたかと言われるとそんな単純な話ではないが。

 

言葉か行動かと言われれば、仕事の大部分は行動が重要である。もちろん言葉もある程度重要だが(自分の考えを伝えるという点で)、しかし最終的に行動がなければ仕事は進まない。

 

言葉に多少問題があっても行動があれば仕事は進むが、言葉が良くても行動が悪ければ仕事はうまくいかない。

 

もちろん言葉もよく、行動もよいのがベストだろう。しかしこれがなかなか難しい。行動の人はあくまで行動に重きを置くのでそれほど言葉を重視しないかもしれない。一方で行動ができない人は、言葉に頼る傾向があるのかもしれない。

 

ゆえに両者を1人の人間の中に両立させることは容易ではない。

 

採用面接では行動は分からないので、どうしても言葉の人の方が評価されがちである。しかし面接で言葉巧みのアピールする人はやはり行動面で弱い。採用において特に気を付けないといけないのはこの部分だと思う。

 

言葉に裏付けされた行動があるのかどうかを面接では探らないといけない。特別に意識高い系の発言をする人は要注意であると思う。

 

僕自身はそれなりに行動で成果を出してきたと思うが、意識高い系の発言をしてきたことはないと思う。意識よりも行動の方を自然と重視しているので、あえて意識高い系の発言をしてアピールする気持ちもなかった。それで十分と色々な所からオファーをもらってきた。

 

思い出すのは丸紅での面接の時。カジュアルに社内のカフェで面接する場で近くの学生が大きな声でかなり意識高い系の発言をしていて驚いてみていたことがある。そうすると面接官がそれに気づいて「気にしなくていいよ。君は行動できる人だろうから」と言ってくれた。僕の大学にはそういういかにも意識高い系の人があまりいなかったので、あの時は驚いたなぁ。マンモス私立大学は競争が激しいのでそういう人が多いのかなと思った。