sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

日本は老人のための国になってしまっている・・・

 

コロナ対応をみていると日本は完全に老人のための国になってしまっている。

 

若者は感染しても重症にならず死亡もせず、むしろ社会的行動を制約されているために、自殺したり、鬱になったり非常に可哀そうな状況だ。

 

昨日ラジオで聞いたあるリスナーの話だと、新卒1年目で入社したが、すべてオンラインで、1年間一度も上司や同僚と会うことはなく、自宅でひたすらパソコンの向かっていたとのこと。途中で精神的にきつくなり辞めたいと思ったそうだが、何とか耐えてようやく1回だけ直接会うことができたそうだ。

 

小、中、高は一時期を除けば対面になっているが大学ではいまだにオンラインのところも多い。大学1年生なんて本当に可哀そうだ。

 

コロナの感染数ばかり伝えるが、インフルエンザの時は感染数を伝えているのか?死者数すら全国規模、都道府県レベルで伝えていない。それなのに野放しである。

 

実際に感染数、死者数の客観的な数字を見れば、コロナはインフルエンザレベルである(少なくとも日本では)。

 

それで社会活動を停止することでデメリットが無いなら構わない。しかし経済活動が止まれば自殺者は増える(子供の自殺者も増えている。コロナで子供は死なないのに)、社会活動が止まれば鬱になる人も増える。

 

こういう社会的な犠牲を払ってまで老人の命を過剰に救う必要があるのだろうか?コロナによって直接死ぬのはダメで、間接的に死ぬのは仕方ないと思っているのだろうか?

 

田舎の道を老人が1人散歩するのにマスクをしているのは滑稽だ(ゴルフ場に行く時によくみかける)。花粉症や他の理由の人もいるだろうが、多くはコロナ対策(笑)。

 

老人はコロナに限らずどんな病気も重症化しやすいので、それなりに自ら対策をすることは必要だと思うし、そこに一定の社会的なサポートも必要だろう。しかし、老人を過剰に守ることによって若者が犠牲になってはこの国の未来はない。

 

老人の年金を稼いでいるのは若者ではないか?その若者を犠牲にして老人を守っているつもりでも、これでは共倒れだと思う。

 

高齢化社会になると政治的にはどうしても老人優位になってしまう。

 

僕は老人になったら老人に有利なような社会にしたいとは思わない。むしろこれからこの国を作っていく若者達にとって良い社会を作っていくべきだと思う。

 

そうやって後進に道を譲っていくことが年配者の役割なのではないだろうか?

 

そういう尊敬できる年配者が増えて欲しいものだ。もう十分生きて、残りの寿命も長くないなら、「我に有利に」という発想でいつまでも行動するのではなく、未来の社会のためにという視点で行動してほしいものだ。

 

そういう人たちも一定数はいると思う。しかし大半の老人は「自分が自分が」の姿勢ではないだろうか?会社をみていても権力や役職にしがみつく老人も多い。

 

こうはなりたくないなぁ。僕の場合は権力に興味はない。ただし多くの人は同じように言うのだがそういう人に限って権力に興味があったりする。真っ向から権力に興味があるという人は少数だ。僕も同じか?いや、むしろ僕は権力を持ちたくない。平穏に暮らしたいだけ。人との継続的な関わりもできるだけ少なくしたいと思っている。だから大企業には入りたくないし、どこかの会社の雇われ社長もやりたくないし、今の自分が持ち分を持っている会社の株もなるべく早く売却してスッキリしたいと思っている。

 

そして若い人に道を譲ろう。自分の発想では限界があることが分かっている。全く違う発想でこれから頑張る人達に頑張ってもらいたい。そして自分は個人的な(組織の目標ではなく)目標を持って日々を過ごしたい。

 

そう思えるのも結局お金があるからだけどね。お金がなければ、老人になっても中々そのように達観できないと思う。それは僕は若い頃から知っていたし、考えていた。なるべく早く経済的自立を確立させることを念頭に置いて行動してきた。もちろん結果には偶然が関与するのでそのように思っていてもそれが実現するとは限らない。しかし僕の場合は幸運にもそれを手にすることができた。