今年の正月は実家に帰らず
今年の正月は実家に帰らずに東京で過ごす。
正月といえば実家に帰るというのが当たり前になっているので、帰らなかったことはこれまで殆どなかったと思う(日程を多少ずらしたことはあるが、帰らなかったことは独身時代はもちろん、結婚後もなかったと思う)。
やはり正月は実家で暮らすというのが当たり前になっているので、意外に寂しいものだ。親はもっと寂しいかもしれない。
それよりも最近考えるのはそもそも実家がいつまであるのかということだ。親も高齢になってきており、いつまでも健在というわけにはいかない。
実家がなくなるというのはどういう気持ちなのだろうか。きっと寂しいんだろうな。
それでも子供の頃の楽しい思い出などがあるからそれはそれで幸せなのであろう。実家がなくなって本当に帰るところがなくなっても思い出があることは幸せだと思う。
最近自分の子供を見ていると、自分の子供時代を追体験しているようで昔のことをよく思い出す。子供に実家というものを作ってあげようという気はなかったが、子供のことを考えるとそういうものがあった方がいいのかなとも思う。