長距離運転のお供のAudible 警察ものは面白いけど組織人の発想についていけない
最近は長距離運転が多いので(自動車保険の更新で気づいたらこの1年で2万キロ走っていた。さらにキャンピングカーで6千キロくらい走っているので合計で2.6万キロくらい)。
長距離でもAudibleを聞いているのであまり苦にならない。Audibleは最近また定額制の戻ったので色々と長時間聞く自分のような人にはとてもありがたい。
じっくりと座って本を読むことがなくなったので、運転しながら本を聴くことができるのは大変ありがたい。
Audibleでは小説しか聞かないのだが、普段読まないような本を聴くのは楽しいものである。
蓼科から帰ってくる途中ではずっと「64」を聴いていた。
まだ途中なのだがそこそこ面白い。
しかし主人公やその周りの人達は典型的な組織人で、プライド、出世、利害関係などをモチベーションに頑張っているがその感覚が自分には全くないので、イマイチ感情移入ができない。
もちろん自分の短期間ながらサラリーマンをやっていたことがあるので、全くその気持ちが分からないというわけではないのだが。
それでも自分の感覚からすれば本当にどうでもよいことで悩んでいるなということ。
どうせ警察なんて首にならないんだし、出世したって大した違いはないのだし、余計なプライドや出世欲にとらわれるよりも、自分の好きなことをやればいいし、上司がしょうもないことを言って来たら反発すればいいし、と思うのだが。
組織人は組織の論理に完全にとらわれてしまって、その世界が自分のすべてになっているので、組織の価値観を疑うということができないのだろうな。
世の中の9割以上の人はそのような人達だと思う。
逆に言うとだからこそ自分が他の人と違う価値観や考え方を持つことができて、差別化できていると思う。
組織人というのは大変ありがたい存在なのだが、それにしてもつまらんことで悩んでいるなぁと思ってしまう。
もっと本質を見ればいいのにな。