50代前半でリタイアした人「つまらない」とのこと。しかしそれは自分で確かめる必要がある。
ゴルフで一緒になったのが50代前半ですでにアーリーリタイアした知人。
バイアウトファンドを組成してそれがうまくいったのでキャピタルゲインを得て、アーリーリタイア。
まだ子供が未成年なので完全に自由という訳ではないようだが、仕事は基本的にしていないとのこと。
千葉の高級ゴルフ場のメンバーであったり、房総に別荘があったりと優雅な生活のようだった。
聞いてみたところ「何もしないのはつまらないよ。できれば会長職などに留まる方がいいかも」とのこと。
これはよく言われている話で、それを真に受けてはいけない。
自分で実践してそれを確かめるということが重要。
よくアーリーリタイアしたらつまらないとかいう人がいるが(この知人は自分が実践しているので別に構わないが)、そういう人は想像だけで語っている。
自分で実践してつまらないと思えばまた働くか他の事をすればいいだけの話。
実践もしていないのにつまらないと決めつけるのは単にステレオタイプで物事を語っているだけ。
僕は自分で実践してそして確認するつもり。それでつまらないなら何か活動をするし、別に問題ないならそれで人生を楽しむ予定。
リタイアできる資産があるのに働くモチベーションが変わらない人もいれば、そうでない人もいる。僕の場合は自分の実践から後者だということが分かった。
もちろんこれは仕事の種類によるかもしれない。お金とは別にやりがいを感じる仕事であれば資産と関係なくやりたいと思うだろう。
僕の場合は今のところ仕事はお金を稼ぐ手段でしかないので(もちろん全くやりがいがないとか楽しみがないということではない)、リタイアできる資産があるため、全く仕事に対するモチベーションが湧かない。
リタイアした知人は「つまらない」と言っていたが、それが本心かは少し疑問。「つまらない」と言っておけば周りが安心してくれるからとりあえずそう言っているのかもしれない。「つまらない」と思えば働けばいいだけなのに働いていないから結局それなりに満足しているということだろう。
相続ではなく働いてそれなりの財をなした人は勤勉なタイプだろう。
その中でも働くことが好きな人とそうでない人がいる。僕は後者のような気もするし、前者のような気もする。
いずれにせよそれは自分で確かめてみればよいだけ。
そもそも「働く」「働かない」という二者択一の簡単な話ではない。
働き方も色々とあるし、頻度や時間も色々とあるので、0か1かというものではない。