アーリーリタイアを楽しめるのは1人で楽しめる人だね
アーリーリタイアに限らず通常のリタイアでもそうだけど、特にアーリーリタイアを楽しめる人は1人でいることを楽しめる人だと思う。
アーリーリタイアをする人は周りにそんなにいないから、同年代の友達とかは仕事で忙しい。
平日に遊びに誘うにも限界がある。
1人で楽しめれば全く問題ない。
僕は1人でいることが割と好きなので、アーリーリタイアを楽しめると思う。
今はセミリタイアなので実際に完全にリタイアしたらどうなるか分からないが、たぶん大丈夫かな。
アーリーリタイアするというと周りの人は絶対に反対する。
そんな働き盛りの年齢でリタイアしてとか、ボケるよとか、余計なことを言ってくる。
もちろんやっかみもあるだろうが、本当にそのように思っている部分もあるだろう。
言ってくる人は自分で経験していないので彼らの意見を鵜呑みにする必要はない。
しかしアーリーリタイアにはやはり向き不向きはあると思う。
誰かと一緒にいることで安らぎを得られる人、承認欲求が強い人、周りから称賛されたい人、パワーが欲しい人などは向いていないと思う。
アーリーリタイアすると周りからの承認などは得られにくいし、仲間と常に一緒にいるのが難しくなる。そういうものを求めている人は一度アーリーリタイアしても退屈で寂しくて再び働き始めるだろう。
しかし1人でいることに何の抵抗もない人、むしろ1人で気ままに生活することが好きな人はアーリーリタイアを楽しめると思う。
だからアーリーリタイアを心配し、反対する意見に耳を傾ける必要はないだろう(反対する人の多くは人と一緒にいたいタイプだと思う)。
1人の時間は気楽でいいけどね。
僕は1人でゴルフに行って組み合わせになることも、1人で山に登るのも、1人で釣りに行くのも全く問題ないし、むしろ1人は自由なのでとても楽しめる。
また特に何もしなくても、本を読んだり、映画をみたり、1人でいることを楽しめる。
むしろいくら親しくてもずっと誰かと一緒にいると気を使うし、相手の意向や希望を考えたりするのでそれなりに疲れる。
今も1人で旅行に来ている。1人で3泊の旅行というと「え~寂しくないの」と聞かれたりする。全くの愚問である。
そういう聞き方をする人は間違いなく周りに常に誰かがいて欲しい人。人に囲まれていたい、人と常に話していたい。
僕は常に人と一緒にいるのが嫌だ。それは家族であっても、彼女であっても。常に人と一緒にいると内省する時間がなくなる。内省の時間こそ自分の考えを深めたりする貴重な時間だ。
仕事でも人から聞いた話をよくする人がいる。こういう人は人とのコミュニケーションが大好き。逆に内省がない。だから人から聞いた話をよくする。
僕のようなタイプは逆で、人とあまりコミュニケーションを取らないし、好きではない。だから人から聞いた話はあまりしない。逆に内省して自分で考えた話はよくする。
1人を楽しめるかどうかは努力してできるものではなく、元々持っている気質に関係すると思う。
1人が楽しめなければ完全にリタイアするのではなくセミリタイアでいいだろう。
逆に1人が楽しめて、資金が許すなら完全にリタイアしても十分に楽しめるのではないだろうか。