sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

貧乏アーリーリタイアも楽しそうだね。

 

貧乏アーリーリタイアのブログを見ていると結構楽しそう。嫌味ではなく。

 

貧乏といってもだいたい最低でも数千万円の資産はあるので決して世間の基準からすると貧乏ではないのだが、アーリーリタイアをして資産からの上がりだけで生活をしようとすると緊縮生活が迫られる。

 

3000万円でアーリーリタイアするとして、リスクを承知で全て株式に突っ込んで、4%の配当を得るとすると、120万円の配当が得られる。税後で考えると96万円。これを月ベースにすると8万円。

 

4%くらいであれば銘柄はたくさん見つかるので分散投資も可能。又はもっとリスクをとって5%, 6%の株式にチャレンジする手もある。

 

月8万円で生活できるのかと言われると1人であれば何にも問題がないと思う。

 

むしろそういう制約がある時の方が自由になれるかもしれない。

 

8万円という制約条件の中でどのように楽しむかという視点で生活を工夫するのでそれはそれで楽しそう。

 

一般的には可能性が多ければ多いほど良いと思われている。これにはもちろん僕も賛同するのだが、一方で可能性がありすぎると悩みも増える。

 

僕の場合はそれほど切り詰めて生活する必要はないので、お金はある程度自由に使える。時間もある程度自由に使える。だから逆に言うと家にこもって本を読むとか映画をみるとかゲームをするとかそういう事をしていてもいいのだろうかと疑問に思ってしまう。

 

またそれなりに勉強してきて学歴もあり、仕事上の実績もあったりすると、そういうものを活用せず、自分の為だけに無駄に時間を過ごしていていいのだろうかと思ってしまう。

 

もちろんどう行動するかは個人の自由だ。いくら様々な可能性があったとしても、毎日を引きこもって生活することを選んでも良いわけだ。

 

しかしそのくらい割り切って考えるのは実際のところ結構難しかったりする。

 

はじめから学歴、実績、能力などがない方がむしろ余計なことに悩まずに済むと思う。

 

一見嫌味に聞こえるかもしれない。確かにお金がある悩みの方がお金がない悩みよりも良いだろう。能力があることから発生する悩みの方が能力がないことから発生する悩みよりも良いかもしれない。余裕の度合いが異なるであろう。しかし悩みは悩み。どちらでも悩みはある。

 

特にアーリーリタイアとなると、常に何かに夢中になれる趣味や活動があるのならいいが、そうでないなら、ボーとして過ごしても楽しめる方が良い。

 

変にお金があったり、能力や学歴があるよりも、そういうものがない方がないという制約の中で日々の生活を楽しめたりするのではないだろうか。

 

貧乏アーリーリタイアブログを見ていると節約を楽しんだり、月数万円で暮らす工夫をしたりとそれなりに楽しそうだなと思う。

 

制約があるからこそその制約の中でどう生活をするかということをすごく考えている。

 

そこには集中力があると思う。集中できるというのは充実感の源泉だと思う。

 

お金の制約があると集中することになる。どうやってもっと費用を落としながら充実した生活ができるかといことを考える。

 

もちろん自分もそれはできるが、したいかと言われるとしたくないけど。もう少し余裕がある方が良い。

 

だけどお金があろうがなかろうが、アーリーリタイアすると日常のちょっとしたことに素直に喜べることが重要だと思う。

 

僕の場合はお金はあっても、いつもお金がないという前提で生活をしている。

 

だからマックのMサイズコーヒー100円のクーポンに喜べるし、ちょっと得した経験に喜ぶことができる。

 

1万円のランチも食べられるがそれをやってしまっては面白くない。

 

それよりも近くの中華料理屋で提供されている500円のランチに喜ぶ方が楽しい。