ワクチンの副反応 日米比較 明らかに日本の方が副反応率は高い。死亡率は1/10なのにね。
新型コロナは国（民族）、年代によってかなりリスクが異なる感染症なので、同じ人間だからといって一概に論じることは危険である。
正直日本でなぜこれほどパニックになっているのか意味不明。海外の論文とかを引き合いに出しているケースがあるが、根本的に死亡率、重症化率が日本と欧米では全く異なる。それを無視して「欧米ではこうであるから、日本も同じようになる」と考えるのは間違いである。それはすでにこの1年半の歴史が証明してきた。
2020年の4月頃にアメリカで新型コロナが猛威を振るっていた時期に、アメリカに住む日本人がyoutubeで日本にこのままでは数週間後に警告を発していたが（youtube以外でももちろんマスメディアは常に煽っている）、結局そうはならなかった（欧米のようにロックダウンもせず、普通に通勤電車は人で一杯なのに！）。
欧州やアメリカのようには日本はならなかったということはすでに事実が示している。その原因については分かっていないが、単に日本人の習慣と考えるのは間違いであろう。日本人の手洗い、うがいの習慣のない中国や韓国でも同じように死亡率は低いのであるから、東アジアの人はコロナ感染症にはある程度免疫があると考えるのが自然であろう（コロナは以前からある感染症なのでCOVID-19はその変種）。
COVID-19の影響が異なるのであるから、ワクチンへの反応も日本と欧米で異なるのは当たり前である。しかも医薬品というのはやはり国によって承認基準も違う。それなのに今回は欧米で作られたワクチンが日本人への十分な治験がされないまま承認されていることに危惧を覚える。
実際にアメリカで飲む風邪薬は強力である。以前アメリカにいた時に飲んだ風邪薬は一気に熱を下げた記憶がある。日本の風邪薬はそれほど効かない。それだけ日本人にはアメリカの風邪薬は強力であるということだ（だから日本では承認されない）。1回くらいなら良いかもしれないが、恒常的にあのような強い薬を飲むことは日本人には負荷が大きいのではないだろうか？
今回のワクチンを見ていると同じようなことが起きている気がする。どうも日本人の副反応は欧米に比べて大きいと思う。
実際にデータを見てみた。
これを見ると40代以下での発熱割合は平均で45%くらいある。50代を含めても平均すると40%は超えているだろう。ざっくりと2人に1人が発熱する計算だ。私の周りをみてもだいたいこんな感じか、もっと高いかもしれない。こんなに熱が出るワクチンなんてこれまで聞いたこともない。明らかにおかしい。
一方で米国はどうか。
CDCに発熱に関するデータがあった。全く同じ条件ではないが、18-55歳の38度以上の発熱のデータがある。
これによると15.8%と、日本に比べてかなり低い。ファイザーのワクチンは欧米人向け（主に白人だろう）に作られてたものであるから、ある意味当然だろう。
本当は米国でのワクチン接種後の死亡率と日本でのそれを比較したかったのだが、詳しくは調べていない（時間があればデータソースを確認してみたい）。
しかし日本ではすでにワクチン接種後に1000人以上が亡くなっている一方で、新型コロナで死亡したと言われているのは1.6万人程度である。感染症なんて完全に防ぐことはできないし、イスラエルの例をみていると人によっては数カ月で効果もなくなるようなので、今後第3回、4回とワクチンを接種していくと、ワクチンによる死亡の方が新型コロナによる死亡を上回るかもしれない。
欧米のように何十万人と新型コロナで死亡しているなら、多少のワクチン死亡のリスクは仕方ないだろう。実際に米国では新型コロナで64万人が死亡しており、今でも1日3000人が死亡している。
人口補正して日本と比較するには1/3にしても、20万人以上の死亡と、1日当たり1000人の死亡となる。一方で日本は累積で1.6万人の死亡で、現在は1日あたり50人くらいの死亡である。10倍以上死亡率が異なる。
ワクチンのリスクはそれに見合うものなのか考えれば分かる話である（特に若い世代は）。それは欧米のデータを参考にしてもダメである。日本のデータで確認するべき。
そもそも日本ではコロナによる10代の死亡者はゼロ、20代でも10人ちょっとである（1年半の累積で）。それよりもコロナを間接的な原因とする自殺者の方が多いだろう。そんな状況でワクチンを打つという判断をするかな。この程度のリスクであれば他にもたくさんある。この位のリスクが受けれ入れられないならもう生きていけないと思うけどね。
新たな事実が発生してからワクチンを打っても別に遅くはない（そもそもワクチンの効果なんて半年から1年なんだから）。
ワクチン未接種者はワクチン既接種者にいつでもなれるが、ワクチン既接種者はワクチン未接種者には戻れないという非対称性をよく考えるべきである。
