sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

共産主義とか言っておきながら物欲に走る中国共産党員

 

共産主義が信じられないのは歴史をみれば明らか。

 

どんなに声高に理想を掲げても、人間は結局欲深いもので、他の人より良い生活をしたい、他の人よりも良いものを持ちたい、他の人よりも優れたいという意識があるものである。

 

だから中国共産党の党員はお金に走る。たぶん本気で共産主義を目指したいやつは殆どおらず、共産党員であることが良い生活を保障してくれるから共産党員を一所懸命やっているのだと思う。これは明らかに矛盾。共産党は理念上は私有財産を否定するわけであるから、皆平等でなければならない。

 

旧ソ連、東欧、キューバなどを見ても明らかである。人間は結局そういうものだ。

 

日経新聞からの記事

www.nikkei.com

 

「共同富裕」というスローガンはみんなで一緒に豊かになりましょうという理念。

 

しかしその理念とは裏腹に貧富の差が拡大している。

理念とは裏腹に、中国が世界第2位の経済大国に成長する過程で格差は拡大した。クレディ・スイスによると、中国富裕層の上位1%による富の占有率は2000年に20.9%だったが、15年に31.5%まで高まった。20年には30.6%まで下がったが、過去20年間の上昇幅は日米欧やインド、ロシア、ブラジルよりも大きい。

 

とても分かりやすいね。中国人に限らず人間というのはそういうもの。人よりも良い生活をしたい、人よりも権力を持ちたい、人よりも賢くありたい、そうやって人よりも良いポジションにいたいものである。

 

共産主義に主張なんて結局頭の中で考えただけ。人間の実際の行動には合致しない。

 

ここ最近の中国共産党政府の滑稽な施策をみていると結構な焦りを感じる。

今後どんなことが中国で起こるか楽しみ。

www.nikkei.com

 

中国はもうピークを過ぎたのかなと思うね。今の勢いだと何十年後かにとてつもない強力な国になっていそうだが、20-30年後には今とは違って中国脅威論が後退しているように思う。