「夢」って結局「お金」のことかい!
こういう記事を見ていると面白い。
コメント欄に必ず「夢がある」とか書いている人がいる。
実際にいました。一部引用
素晴らしい!
夢があります。
夢については色々と言いたいことがあるのだが(特に「若い人や子供に夢を」とか言っている連中に対して)、それはさておき。
夢とか言っている人って(それは夢を実現したアスリートとかではなく、それを見ている夢を実現していない連中)、お金が欲しいのではなく自己実現とかの振りをしているけど、「1億円、夢があるよね」という言葉に合意したりする。「夢=お金」ではないという振りをしながら、「夢=お金」という言葉にも違和感を覚えない。
もちろん人間は矛盾する生き物だし、常にクリアカットに白黒つけられないことも多いし、毎度深く考えているわけではないので分かるのだが、こういう発言には違和感を感じえない。
ちなみに僕はアスリートが第一にお金のために競技をすることには大賛成。もちろんお金が100%とは思わないが(やりがいとか、好きという気持ちもあるはず)、金を稼ぐためにスポーツをやるということには賛同する。
結局僕もお金を稼ぐために仕事をしているのは間違いない。やりがいとかそういうのも多少あるが、お金を稼ぐために起業したし、会社も売却したし、殆どがお金のため。
なので、「夢がある=お金」と言っている人をそのことで批判するつもりはなく、ある場面では「お金がすべてではない」とか、「夢=やりがい」みたいな振りをしつつ、別の場面では何の疑問も持たず「1億円、夢があるね」とかいう輩が嫌いなだけである。
「お金が欲しいから頑張る」でいいではないか。シンプルで。
たぶん「お金のために頑張る」と言われれば殆どの場合は違和感を覚えてしまうだろう。
お金があれば、全てではなくても多くの問題が解決できるということは、それなりに経験を積んだ大人なら分かるはずだ。