エクシブ箱根離宮：夕食の和食は素晴らしかった。

エクシブ箱根離宮に滞在。ここは5回くらい来ているがなにより場所が便利。宮ノ下の富士屋ホテルのすぐ近く。

スタンダートルームであっても部屋もそこそこ綺麗でのんびりと優雅に滞在できる素晴らしいところだ。

近場の比較でいうと部屋や湯河原離宮の方が良いが、景色は箱根離宮の方が良い。

箱根離宮の問題点は規模が大きくて複雑で、部屋数も多いので少々ざわつくところか。特に学校の休み期間中は子供連れが多いので（それでうるさいということはないが）、大人のリゾートとはならない。

もともとエクシブは家族が使う前提なのでとにかく家族連れが多い。自分も家族連れで行くときはそれで気兼ねなく過ごせるのでいいのだが、静かにゆっくりとしたい時はエクシブは適切な場所ではない。リゾートトラストには大人のための高級会員制リゾートを作って欲しいが、日本ではどうしても大衆相手のビジネスになるので難しいか。

今回は夕食は和食の懐石料理12100円+サービス料10%を頼む。ボリュームも味も十分。とても満足のいく内容だった。正直和食にそこまで期待しておらず、中華にしようか、イタリアンにしようかと迷っていたが和食にして正解。

株主優待の30%割引を使ったが、サービス料なども含めるとそれなりになるのであまりお得な感じではない。30%割引を使って丁度いい感じの値段のような気がする。

株主優待は年に1回の配賦。とりあえず一番コスパの高い100株だけ購入して30%割引券を1回もらっている。

今の株価が100株18万円。2人でディナーを30%割引で使うと（12000円+サービス料のディナー2名）、8600円程度の割引なので、株主優待で4.7%の利回りとなる。これは結構大きい利回り。

では50%割引券をもらうために1000株購入したらどうだろうか？180万円投資して1.44万円の割引を得られるので、利回りは0.8%。3年継続保有でもう一枚もらうと1.6%の利回り。配当利回りが1.6%くらいなので、悪くはないが株式のリスクを考えるとあえて株主優待と取りに行く理由はない。

ただしこの優待券は5名まで使えるので、家族で優雅にディナーをする家庭なら、優待利回りは（3年継続保有で5割引券を2枚もらえる前提で）、4%になる。配当と合わせると5.6%と悪くない。

こういう優待制度から考えて明らかにファミリー狙いということが分かる。確かにその方が単価は高くなるし、リピートもあるので、上場企業としては納得の方針。少人数でゆったり、のんびり、静かにということであれば他の温泉宿の方がよいということになる。

自分の場合は100株保有で3割引券を1年に1回もらうので十分かな。

夕食が和食だったので朝食は洋食を選択。おいしかったけど（特にフレンチトースト）、洋食の内容は軽井沢が今のところベストかな。シェフのこだわりが圧倒的に軽井沢の方が感じられた。また軽井沢のエクシブで洋食の朝食を食べたいものだ。