sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

貯蓄額に関わらず「高所得者」ほど老後破産のリスク大 ???

 

思わずこんなくだらない記事を読んでしまった。

 

ネットに限らずメディアの問題はこうやって大げさに書いて注目を集めようとする姿勢。この記事も突っ込みどころ満載であまり突っ込む気もしないのだが・・・。

 

http://年金300万円、貯蓄5000万円…ゆとりのはずが老後破産の理由 | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン https://gentosha-go.com/articles/-/34453

 

貯蓄額に関わらず「高所得者」ほど老後破産のリスク大

意外なことに、収入が少なくても生活を切り詰めながらやりくりできていた人は、定年後もあまり困窮しません。逆に、現役時代に年収が1000万円を超え、生活が派手だった人ほど貧乏定年になりやすいのです。

 彼らは節約とは無縁の暮らしを送ってきました。定年後に収入がガクンと下がっても、おいそれとはギャップに対応できません。いままでと同じようにお金を使いまくっていたら、毎月大赤字になって当然です。

 

1000万円程度で派手な生活が送れるのかね?東京で1000万円で子供が2人いて、専業主婦だったら一杯いっぱいだよ。派手な生活とは縁遠い。普通の生活。

 

こういう人が低所得者よりも破綻リスクが高いというのは言い過ぎ。低所得者の方が破綻リスクが高い、というよりもすでに破綻している。そういう意味で追加で破綻するリスクがないならそうかもしれないけど、すでに破綻しているから破綻リスクがないということではない。

 

たとえば、年金が年額で300万円、貯蓄が5000万円あるとします。これほど潤沢な資金があれば、普通はゆとりのある暮らしができます。

 ですが、1年間に800万円を使い続けたらどうなるでしょう。毎年500万円が貯蓄から出ていくのですから、10年しか持ちません。あとは年金300万円だけの生活になります。

 ライフスタイルを見直せばなんとか暮らしていけるでしょうが、現役時代の金銭感覚を変えられず、老後破産に至るケースは多いのです。

 

年金が300万円、貯蓄が5000万円の人が、年間800万円使うなら単なるバカでしょう(笑)。そんな計算もできないバカは5000万円も貯蓄できませんって。

 

これを書いているのはFAの人だが、かなり無茶苦茶。

 

中には高所得者で定年前の生活が忘れられない人もいるだろうがそれは一部のバカであって、大半はどういう生活をすれば破綻するかの計算はできる。

 

むしろ低所得者で低貯蓄者の方がその場しのぎの生活をしてきているので厳しい。これは極めて当たり前のこと。ただし低所得、低貯蓄者は実質的に破綻していたりするので、派手になりようがない。

 

まぁ、中には高所得者で低貯蓄のバカもいると思うけど(見栄を張るタイプ)、割合としてはそれほど多くないと思うけどね。