日本企業の個人向け劣後債発行
日経ビジネスの記事
ここ最近日本企業も個人向けに劣後債を発行しているとのこと。
もともと劣後債は機関投資家向けだが、個人投資家向けに販売している点が新しいトレンドになりつつある。
ソフトバンクグループ(SBG)は5月19日、個人向け社債を2年ぶりに発行すると発表した。劣後債で、発行額は4050億円、年限は35年、利率は当初5年固定で、5年後以降に変動する。利率の仮条件は2.45~3.05%となっている。
2.45%~3.05%ならまずまずの利回りではないだろうか。
ソフトバンクグループの配当利回りは今の株価だと0.5%くらいしかない。
これだけ金融緩和による株高の環境だと株価がこれ以上大きく上昇することは期待できない(もちろん絶対ではないがソフトバンクグループの時価総額はすでに14兆円)。むしろ一時的には下落する可能性の方が高いのではないだろうか?
そう考えると劣後債に投資するメリットはある。
ただしこれは個人投資家でもある程度資金がある人にとってメリットがある話であって、数百万円レベルであればあまり意味がないかな。一千万円投入して、税後で20万円/年の利息。一月当たり1.8万円程度か。これが一億円だとその10倍なので少しメリットはあると思うが。
それでも銀行預金に入れるよりはマシかな。もちろんソフトバンクなのでそれなりのリスクはあるが。
個人的には欧州の金融機関の劣後債をある程度まとまった金額購入している。これがだいたい年間で税引後1千万円程度の利息を払ってくれる。株に比べれば価格の安定感があるので安心してみてられる点がメリット。ただし為替リスクがあるので、円建ての劣後債で多少利回りが下がってもメリットはあるかもしれない。が、2.45~3%だとちょっと厳しいかな。