コロナが続くと廃業かも
コロナの影響がこのまま続くといよいよ廃業の可能性があるように思える。
自分としてはギリギリまで粘るつもりはなく、廃業するなら借入金を返せる段階で営業を止めて出資金以上の負担がないようにしたいと考えている。
色々と試算をしているが、コロナの影響がこのまま続くとすると夏頃が一つの目安になるかもしれない。
コストカットは昨年からかなり行ってきているが、現在さらに思い切って費用削減をしている。
まだ人員削減には踏み込んでいないが(自然減のみ)、夏前にはそれも検討する必要があるかもしれない。
リストラというのは私個人として初めての経験だ。これまで右肩上がり、フラット、業績悪化は経験してきているが、リストラをするほどの業績悪化の経験はない。
そういう意味で自分のビジネスマンとしての成長に不可欠な経験ではあると思っている。ポジティブに考えれば。
廃業しても今出資している金額以上の損失がなければ個人的にはそれ以上の損失はないので(廃業を現実的に考える際には再度検討してみる必要はあるが)、金銭的な心配はない。
思いがけない形で給与収入がゼロになるのが早くやってくるので投資方針の多少の変更は必要かもしれないが、配当・利息で年間1500万円から2000万円を稼ぐことは十分可能である。
金銭的に心配がないので意外に冷静に色々と対応できる。もちろん何とかして会社のターンアラウンドを成功させたいが、最悪の場合でも人生がそこまで落ちるものではない。
自分の理想的な目標としては、「頑張って使ってもお金が余裕で余るくらいの利息・配当収入が得られるくらいの資産を持つ」というものがある。これはイメージとしては税引き前で1億円程度の配当・利息収入が得られるレベル。
資産の7割をリスク資産に投資し、平均利回りを3%と見積もると(ちょっと高いかも?)、33億円のリスク資産。これが70%とすると50億円程度の総資産のイメージとなる。会社を廃業すればこのレベルの実現性は難しいだろう。
それは理想であってもう少し現実的に考えてみると、
・20億円の資産:14億円をリスク資産に投資。3%利回りで42百万円
・15億円の資産:11億円をリスク資産に投資。3%利回りで31百万円
・10億円の資産:7億円をリスク資産に投資。3%利回りで21百万円
・5億円の資産:3.5億円をリスク資産に投資。3%利回りで11百万円
20億円くらいが一段下の理想か。10億円でも問題ないことが分かる。5億円でも問題ないが年間11百万円だとちょっと心細いかな。資産の取り崩しが必要になる。
とは言え年を取ればあまりお金を使わなくなるだろうし、最近は物欲もあまりないので、平均1千万円くらいでも十分かもしれない。