円安の流れ。これは今後止まらないかもな。
円安の流れが起きている。
予想通り。
結局経済をないがしろにして、コロナ対策の茶番で遊んでいる日本(国民、政治家、経済人など全員)は取り残されるだけ。
これまでは有事の円なんて言われていたけど、それが無くなってきた。
コロナの時も円は買われなかったし、ウクライナの戦争でも買われなかった。
円を見限る時が来たなというのが実感。
僕は現在資産全体の1/3をドルでもっており、自社株を除くとドル比率は40%になる。
これでも結構なドル比率なのだが、もっと増やした方が良さそうである。
今は日本の新興市場株にコミットしている分があるので、すぐにドルを増やせないが、少し円高に戻ったタイミングでドル建ての株に一部をシフトした方が良い。
ドル高で多少資産は増えて少し嬉しいけど、円が弱くなるのはそれはそれで悲しい面もある。
正直言うと残念だが、日本は終わったなと思う。
円が今後浮上することは、多少はあったとしても長期的な趨勢は円はドルに対して安くなり続けるだろう。
そして円でしか資産を持っていない日本国民はますます貧乏になる。
途上国で起こっていることと同じ。自国通貨でしか稼げない人はどんどん貧しくなる。外貨で稼げる人は逆に自国の安い物価でリッチに暮らせる。
これまでにない格差が日本で生まれるだろうな。
残念ながら一億総中流というのは今後は幻想でしかない。
日本国民がもっと賢くて、その賢い国民に政治が支えられていればもっと違う結果があるのかもしれないが、どう考えても無理だろうな。
そもそも国民が賢いというのは程度の差は多少あってもどこの国でもあり得ないだろう。
どの国でも大衆はやはり賢くない。
独裁政権であれば賢い政治家がうまく国を運営していくことは可能だが、逆にかじ取りを間違えて大きく失敗することもありえる。
一方で民主主義の場合は、やはりバカな大衆に支えられたバカな政治なので、どうしてもバカな結果しか生まれないが、一撃の失敗はなく、徐々に失敗するのだろう。
どちらがいいのか分からないけど、バカな結果しか生まなくても民主主義の方がいいだろうな。