一部上場企業って何の価値があるのかね?
よく一部上場企業であることを誇らしく語る人がいるけど、創業メンバーならいざ知らず、一般社員が一部上場企業であることを誇りに思っているなんて時代錯誤も甚だしい。
今の時代は会社に頼って生きていく時代ではなく、個人の力で生きていく時代。
力があるものは会社に頼らず、むしろ会社から壊れる形でフリーに仕事ができる時代。
残念ながら会社に頼らざるを得ない人も多くいるだろうが、そういう人は会社に従って生きていくしかない。それが一部上場企業だろうが、非上場の中小企業であろうが同じ話。
基本的に自由を奪われて、会社が決めたルールの範囲での自由しか許されない。
このような働き方のどこがいいのだろうか。
一部上場企業の方が町の中小企業よりも多少給与は良いだろうが、それは多少の程度の問題。
基本的にはアップサイドはないのでたかが知れている。
トヨタ車を購入する代わりに、レクサスを買ったり、安い外車を買ったりする程度の違いでしかない。
そんな些細な違いよりも自由がないことが一番の問題だと思う(少なくとも僕にとっては)。
僕は大手企業には3年しか勤めていないが、とにかく大企業は疲れた。その後、外資系の小さなファンドで仕事をしていたこともあるが、その時は全然疲れなかった。特に厳密なルールがあるわけではないので、自分で考えて、行動すればよかった。
その方が精神的にはずっと楽だった。
さらにその後は自分で会社を立ち上げたので、尚更精神的になった。ルールは自分で決めればいいだけの話なので。
ルールに従う側からルールを設定する側に回ったということだ。
それにしても相変わらず銀行の融資とかは「一部上場企業」ということが一つのステータスになるのだから驚くね。
如何に銀行が仕事をしていないのかがよく分かる。だから今後AIが判定する自動融資などに太刀打ちできなくなるだろう。銀行が貸さないけど信用力のある人はいくらでもいる。そういう人達相手の商売が今後成立するようになるだろうね。