JAL劣後債1.60%で需要強く増額 ソフトバンクも
1.6%とか2.4%とかの劣後債でこれだけニーズがあるということはやっぱり余程の金余り、運用難だと思う。
今なら米国債は10年物で1.56%の利回りなので、劣後債を買う理由はないように思うけど。
もちろん為替リスクの問題はあるけど、信用リスク、流動性ということを考えると、米国債の方が圧倒的に有利。
僕も資産の2割弱くらいを欧州の金融機関の劣後債で保有しているが、コロナショックの時期だったので、利回りは10.2%、8.2%とかなり高い値だった。
そのあと今年の春に劣後債の値段がかなり上がったので1銘柄を売却してキャピタルゲインを得て、とある事情で売られた劣後債に乗り換えたが、それでも利回りは4.8%とJALやソフトバンクに比べると圧倒的に高い。しかも信用リスクも低い。
ただし小口の投資家はこういう劣後債にアクセスできないので(証券会社に頼めば数百万円程度でも仕入れて売ってくれるのかな?)、自分であれば小口の場合は米国債一択かな。
今後金利が上がっていく可能性があるので今ならもう少し様子見をして、むしろ高配当の株式に投資する方がまだマシかも。米国債でも所詮1.5%くらいなので、投資のうま味はないかな(外貨預金などよりはマシ程度)。