sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

【ズバリ!近況】俳優・伊原剛志が明かす事務所独立のきっかけになった事業売却と3人の自慢の息子たち

 

伊原剛志さんが事業をやってしかも売却していたとは驚き。 

 

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やはり手元の一生暮らせる分の資金があると強いね。自分の好きなことに打ち込めるので。

 

資金がある=自動的に幸福とはならない。資金があっても不幸な人は周りにたくさんいる。資金があるのは必要条件でも十分条件でもない。幸福になるのにはそれなりの努力が必要。

 

資金がなくてももちろん幸福になれる。しかし資金があった方が何かと有利なのは間違いない。ただし間違った使い方をしたり、間違った心構えでいると資金があっても不幸になる。

 

このあたりは意外に難しい。

 

僕個人は資金があっても特に派手なことはしないし、しようとも思わない。お金を使うことの幸福は、使ってしまえば無くなってしまうはかないものである。

 

それよりもお金があるということの安定感に基づく幸福感の方が大きい。

 

実際に仕事をやめるかどうではなく、いつでもやめることができるということが自分に安定感をもたらしてくれる。会社がつぶれても今の生活をずっと安心して続けれれるという安心感。それが一番のお金の効用だと思う。

 

好きな食べ物があるのと同じ。僕は嫌いなものを先に片付けるが(そもそも大人になってからは嫌いなものは食べないが)、それは美味しいものが後にあるという期待感も消費していることになる。つまり二度おいしいということ。期待と実際。

 

旅行なども同じ。旅行前の高揚感と旅行に実際に行った時の楽しみ。前者をなるべく引っ張れるほど楽しい。なぜならそれは想像の世界だからである。実際に行ってしまうとあまり面白くない。現実に色々と面倒なことも起こるし、そもそもこれで旅行が終わってしまう。

 

できるだけ実際のものを消費しないというのが楽しむコツである。なるべく引っ張ること。そして引っ張った時間を楽しむこと。

 

元に戻ると、「お金があることを(使わずに)楽しむ」ことが重要と思う。もちろんたまに使うのはいいのだが、お金を使うことでしか楽しめない人は、あるだけ使って終わりである。肝心なのは、お金があることを楽しむということ。

 

実際に僕は毎日暮らしていて嫌なこともあるが、それでもお金があるということを思い出すと幸せになる。嫌なことも別にいつでもやめようと思えば辞められると思うと、意外にも嫌なことに対峙し乗り越えれれる。

 

自分ではかなりストイックな性格だと思う。

 

子供の教育の本で読んだが、楽しみをすぐに消費してしまわないで、我慢して後で取っておけるかどうかは幸福度と関係があるとの研究があるようだ。子供でも目の前のお菓子を我慢できずにすぐに食べてしまう子と、我慢ができる子では、その後の幸福度が異なるというのである。

 

幸福というのは結局客観的なものではなく、主観的なものなので、結局どのように考えるか、感じるかというのが重要なのだと思う。