sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

家を持つと交渉事や事務作業が増えるのが嫌だと思う

 

僕はずっと賃貸生活で毎月家賃を払い続けている。

 

常識的(保守的)な人からすると家賃がもったいないと言われる。

 

確かに言っていることは分かる。持ち家がいいか賃貸がいいかという問題は損得の問題以上に価値観の問題なので、それぞれの価値観において判断すればよい。

 

損得の計算は非常に複雑だし、色々な前提条件に依存するので、正確に計算することはできない。それは難しくてできないというよりは、前提条件次第でかなり変わるので、無意味と言った方がいいかもしれない。

 

そうすると残るは価値観の問題になる。僕は自由に住む場所を決めたり、サイズを決めたりする方が良いと思うので賃貸にしている。家に縛られるのが嫌なので、そういう価値観からすると賃貸の方が圧倒的に良いということになる。

 

そういう価値観とは別に現実問題としての持ち家の問題は事務作業や交渉事が増えるということ。

 

仕事などでも色々と経験しているので、事務作業や交渉事はそれほど苦手ではないと思う。しかし苦手ではないから好きかと言われるとそうではない。

 

事務作業は別にして、とても嫌いなのは交渉事。

 

会社を経営していく上で交渉事は避けても通れないが、それは嫌々ながらも仕事なので一応こなしている。

 

しかしプライベートで交渉事をするのは非常に面倒くさいし、交渉事をすると思うと憂鬱になる。

 

結果的に良い交渉をしても悪い交渉になっても嫌なものは嫌だ。

 

世の中には交渉好きな人もいる。相手との駆け引きを楽しめる人もいるが、自分は全く逆。なるべく交渉事は避けたい。

 

賃貸であればどこかが壊れたりすると管理会社に連絡して、費用はオーナー持ちなので自分が費用の交渉をする必要もない。

 

モノを持たないということはこういう交渉を少なくできるメリットがある。

 

もちろん賃貸でも家賃の交渉などは必要であるし、住み替える時は色々と交渉事が発生する。それはそれで面倒なのだが、持ち家よりもそういう交渉事はずっと少ないだろう。

 

結局モノを持つということは交渉事や事務作業を増やすことに繋がるので、そういう意味でもなるべく余計なモノを持たないのが自分には合っていると思う。