sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

なぜ日本人が英語が苦手か?そりゃ日本が英語なしでやっていけるからでしょう。

 

日経新聞の記事からの引用

 

グローバル教育と政治(3)「英語で教える」 足りぬ教員

スイスの語学教育企業EFエデュケーション・ファーストの20年版調査で日本人の英語力は5段階で下から2番目の「低い」に位置づけられた。弱点とされるのは「話す・書く」能力だ。

学校で英語を学んでも流ちょうに話したり書いたりできるようにはなりにくい。入試への民間試験導入は「読む」「聞く」に加え、「話す」「書く」の向上を受験を通じて促す目的があった。文科省は別の方策を探る。

 

別に英語ができなくてもいいんじゃない?もうすぐしたら自動翻訳がかなり一般的になるので下手な英語を話すよりも、日本語能力を磨いた方が良いと思うけど。

 

という根本的な話は置いておいて。

 

なぜ英語が苦手かということについて色々と言われている。

 

良くある話として

1.日本語と英語が違う過ぎる

2.日本の英語教育が悪い

 

1については確かにヨーロッパ言語を話す人は圧倒的に有利。しかしアジア言語は日本語と同じくらい英語と異なる。それでも英語を上手に話すので必ずしも理由にならない。

 

すると2に結論づけられる。しかし果たして他に国の英語教育と比べてどれくらい酷いのだろうか。その正確な比較があるわけではなく、何となく欧州の国(それは英語と近い言語・文化的背景があるので比較しても意味がない)では会話中心の少人数で、間違いを正すのではなく自由に話しているとか、そんな感じのどうでもいい説明ばかり。

 

結局言葉の習得は最終的には教え方よりも自分で独学しかないので、教えて方についてウダウダ文句を言っても仕方がない。

 

ではなぜ日本人は英語ができないのか?僕の考えを言うとそれは、

 

日本人には英語が仕事・生活上で必要ないからだ

 

端的に言うとこういうことでしょう。

 

日本人が知的に劣っている訳ではない。単純に必要がないから教えてもらっても身に着かないだけ。それだけの話でしょう。

 

日本は自国だけで十分大きい市場を持っている。そして文化資産も豊富(日本語だけで十分な知的生活を送れる)。明治の時期なら日本の文献がないから英語の文献を読む必要があったが今はそうではない。

 

東南アジアのインテリ層を見ていると結構英語ができる。なぜなら英語を使うしかないからだ。そして英語を使うこと=高給をもらえるということに繋がるからだ。

 

シンプルにそれだけでしょう。

 

逆に日本は日本人が英語が下手なことを誇りに思ってもいいと思う。

 

外国の言葉を取り入れなくても十分に豊かな生活ができるのであるから。

 

もちろん少子化と今後の人口減少によってその状況は崩れる可能性があるが、そうすれば自然に英語も上手くなるだろう。

 

また冒頭に戻るがそのころには確実に自動翻訳ができてそもそも英語を話す必要はなくなるだろう。

 

なので英語ができないことをそれほど気にすることはない。

 

それが僕の結論。

 

世の中は英語、英語でバカなんじゃないかと思うけどね。