sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

国道6号を北上して福島へ

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震災から10年が経過し福島へキャンピングカーでやってきた。

 

国道6号をひたすら北上。以前常磐道では通ったことはあったが、下道で行くのは初めて。

 

国道6号は途中で帰還困難区域を通る。順次この地域は縮小されているようだが、まだ大熊町双葉町浪江町を中心に帰還できない地域が残る。

 

国道6号は車であれば通ることはできる。ただし期間困難地域の中心部では6号から曲がることはできないし、当然だが店もない。

 

写真にとることはできなかったが、荒れた民家、そのまま放置された店などが道路沿いに見えた。お店の看板などは10年経って多少色あせた感じではあるが、特にチェーン店の看板などはあまり古くなった感じはしなかった。まだ十分使えるレベルであるように見えた。

 

畑や水田は全て雑草が生えており、随分と震災前と景色が変わったのだろうなと思った。しかし帰還困難地域を出ると畑や田んぼを復活させようとの試みが随所に見られた。頑張って欲しいものだ。

 

震災前と後を比べられないので明確には言えないのだが、それでも帰還困難地域に限らず、その対象外のところでも、全体的に元気がない印象。物悲しい感じがした。

 

まだまだ時間はかかりそうだが少しずつ復興していって欲しいと願う。

 

6号沿いには道の駅が多数ある。原発事故や津波で被害を受けたところも立て直し頑張っている。トイレや建物はかなり綺麗である。

 

栃木の道の駅に比べると農産物の販売数がかなり少ない印象(福島に限らず、茨城県内でも)。また道の駅も全体的に栃木に比べると活気がない。これは栃木がかなり頑張っているせいなのだろうか?栃木と比べるとどうしても見劣りしてしまう。

 

ただし栃木と違ってコロナだからといって他県ナンバーを差別して温泉に入れないとかそういうことはない。その点は素晴らしい。また福島には来たい。今回は海の方だが今度は山の方へ、登山も兼ねて行ってみたい。

 

 今日は「道の駅そうま」にて車中泊。相変わらずトラックが夜中エンジンをかけ続けている。色々と事情があるのは分かるが(冷暖房、積み荷の保護)、それでもかなり迷惑。こちらはキャンピングカーなので窓を閉めている限り音はそれほど入ってこないが普通車で車中泊している人は大変だろうな。大型車を小型車を完全に分けている駐車場であればいいのだけれど。

 

キャンピングカーの旅においてベッドの寝心地はとても重要である。1日の1/3近くを寝て過ごすわけであるから、車中泊だから簡易的なベッドでいいとはならない。むしろ旅で疲れている分、良いベッドで寝たいものだ。その点ハイマーのベッドは素晴らしい。家のベッドと変わらないかそれ以上に快適に寝ることができる。ハイマーにしてよかったと思うのが、このベッドかな。

 

ただしこれから暑い季節になるとキャンピングカーでの旅も厳しくなる。ハイマーは冬にはめっぽう強いのだが(断熱材のお陰で外が寒くても中は暖かいし、かなり強力で効率的な暖房設備がある)、夏には弱い。すぐに車内が暑くなるし、車の冷房しか付けていないのでアイドリングして冷房を付けるしかない。窓を開ければトラックの音とかがうるさいし。なので夏は諦めるか、北海道など高冷地に行くしかない。これは元々分かっていた。夏の2カ月くらいは諦めればいいやと思っていたので仕方なし。