sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

自己紹介 1

 

197x年生まれ。東京在住。ゴルフ、釣り、アウトドア、キャンピングカー旅行が趣味。

大手企業を数年でやめて、海外留学。帰国後、会社を設立して現在に至る。ある程度資産もあるので、50も近くなってそろそろリタイアを真剣に考え始めているが、なかなか踏ん切りがつかない状態。仕事をセーブしながら、リタイアに向けた準備(精神的、趣味、生活)をしている。

 

40歳の頃に一度自社の株式を売却してやろうと思えばアーリーリタイアができる状態になった。さすがにその時はまだ早いと思ったのと、売却していない会社があったのでリタイアせずに現役を続行。

 

その後40代半ばでもう一回株式を売却。このときは全部ではなく一部で、現役で続けることが条件であったので現役続行。これで余程の贅沢をしなければ十分に暮らしていけるだけの資産を作ることができた。

 

そうなると働く意欲が一気に減退。年齢も50歳が見えてきたところで色々と考えが変わった。

 

これまでは「将来のために頑張る」という姿勢だった。それは若いころから首尾一貫していて、今も楽しみながらも、色々なスキルアップや経験を蓄積して将来役立てようと思っていた。なので仕事に対しても貪欲で、やったことのないこと、新しい経験(それは往々にして大変なことが多かったですが)に対しても積極的に取り組む姿勢でやってきた。

 

ある時ふと気付きました。その「将来」って今のことじゃない?若いころ考えていた将来というのは、まさに40代から50代くらいのこと。その時期にしっかりとした地位について収入を得て、満足いく生活と仕事ができるように思ってきた。

 

するとその「将来」に到達した今はどう行動するべきか?ある意味で若いころから頑張ってっ来た目標は達成した。ではさらに高いハードルを設けて頑張るべきか?しかしそれで何になる?結局何十年後かには死ぬわけであるから、死ぬまで将来のために高いハードルを設定し続けても頑張る意欲が湧かない。

 

今は積極的に「楽しむべき時期」であると気づいた。これまでが「将来のために頑張る時期」であったのと対照的に、「今を楽しむべき時期」であると考えた。

 

正直言うとこの発想の転換には今でも戸惑っている。「将来のために頑張る」という姿勢で日々色々なことに追われながら頑張るのが当たり前の人生であったのに、「今を楽しむ」という姿勢に変えることは簡単ではない。

 

だが、徐々に慣れていこうと思い始めている。そして会社へのコミットメントも徐々に減らしていってバトンタッチをしていこうかと思っている。

 

そんな時にコロナによるパンデミックが発生。これによって仕事への取り組み方や個人的な財政も少なからず影響を受けた。それについてはまた別途書く予定。