sukerokuのアーリーリタイア(を目指す)記録

アーリーリタイアをする資産は一応あるが、色々なしがらみや心理的なハードルから思いきれないでいる半端モノの記録

会食がなくなってむしろ嬉しい

 

コロナになってあえて良かったことを探すとその一つに会食がなくなったことがある。

 

元々仕事の会食とかは大嫌いで自分から誘うことはまずない。

 

誘われる時だけいくので、次第に色々な人と疎遠になっていった(そりゃそうだよね)。

 

若いころはそれでも自分から誘ってコミュニケーションを取って関係構築をしようとした時期もあったが、40を超えてからそういうことも一切やらなくなった。

 

自分から誘う時は本当に行きたい人とだけ。

 

それは本当に少数の気の置けない人だけ。

 

政治家とかがコロナ禍で会食をして批判されているのをみると、こういう人たちは会食が本当に好きなんだろうなと思う。

 

だから我慢できない。

 

ある意味可哀そうではあるのだが。

 

自分の基準で考えるとわざわざ会食なんてと思うけど、こういう人たちはみんなとワイワイやるのが大好きでコロナでの自粛が相当苦痛なんだと思う。

 

こういう人はリタイアもできないだろうな。

 

僕は静かに暮らしたいのでコロナが終息しても会食はやりくない。

 

コロナの終息とともに会食も復活すると思うので、コロナの終息と共にリタイアするのがいいかな。

 

ジョンアービングサリンジャーのように成功した作家が田舎に引きこもって隠居したと聞く。

 

自分もそういうのが理想かな。

 

ただし暇な時間をどう情熱をもって過ごそうかそれがまだ見つかっていないのが難点。

 

ゴルフ、釣り、山登り、キャンプなどをやっている時はいいが、毎日それらアウトドアをやっている訳にはいかない。

 

人嫌いではあるが、かといって全く人とコミュニケーションを取らずに過ごせるかというとそれは寂しいと思う。

 

全く人に認められない隠居生活ができるかと問われればそれは無理かもしれない。

 

こうやって悩みながら自分なりのスタイルを確立させていくのだろうな。

 

田舎のコロナ

 

先日知り合いから聞いた話で親の危篤の知らせがあり(コロナではない)、数日のうちに亡くなったそうで、その際に近所の人から東京から息子が戻ってくるのかを聞かれたとのこと。その聞き方がいかにもコロナで戻って来てくれるなという感じだったとのこと。

 

病院でも殆ど面会させてもらえず(死ぬ直前の5分だけ)、葬式にも親戚、兄弟も参列せず、ひどい話しだったとのこと。

 

私の実家は田舎ではないのでそこまでひどくないだろうが、ド田舎であればさもありなんという感じか。

 

それにしても簡単に空気感染するようなものではないことは十分わかっているのに、そういう非科学的な態度を取ることがよく分からない。

 

こういう連中は年金生活者の老人でコロナで収入に痛手もないし、そもそも老人で外に出なくても平気な連中だからそんな態度を取ってられるのであろう。

 

君らの年金は誰が払っているのか知っているのか?自分たちが貯めたお金ではなく、コロナ禍でも仕事をしている人達の収入が君らの年金になっているということが分かっているのか?

 

こういう連中には思い切って年金を減らしてもらいたいね。また医療費を引き上げてもらいたいね。

 

政治家になればこういうバカな連中の意見を聞いたり、頭を下げたり、そもそもこういうバカな連中にバカと言えなくなるんだろうな。

 

そういう意味では公職についている人は大変だな。

 

日本の政治家が無能という意見を聞くが、結局は国民がバカだから、そういうバカな連中の言うことを聞かざるを得ない政治家もバカにならざるを得ないということだろう。

 

物事を客観視できず、事実を見ることなく雰囲気、空気感で生きている連中は本当に嫌いだな。

 

 

連日の日経平均高騰の陰で。。。

 

連日の日経平均高騰の陰で自分のポートフォリオの含み損益はマイナス。

 

昨日470万円くらいマイナスで、本日100万円強マイナスなので、2日間で合わせて600万円くらいマイナス。

 

まぁ短期の売買を考えているのではないのでいいのだけれども、これだけ大型株が上がると逆に今後の調整が心配。

 

コロナが落ち着いて、金利が上がり、財政支出が減ったらどうなるのだろう。

 

今年いっぱいは持つのではないかと思ったが調整は思ったより早く来る気がする。

 

大型の調整がくれば仮想通貨もそれなりにつられて調整する可能性がある。

 

早めに売りたいのだが、まだいける、まだいけると思っていて中々大きく売却できない。

 

仮想通貨は税金が高いので、さっさと売って、低位株に乗り換えた方がトータルではいいと思うのだけれどもね。

 

仮想通貨で多額の税金を払うのは悔しいな~。

 

少しでもふるさと納税で取り戻そう。

 

連日の日経平均高騰の陰で。。。

 

連日の日経平均高騰の陰で自分のポートフォリオの含み損益はマイナス。

 

昨日470万円くらいマイナスで、本日100万円強マイナスなので、2日間で合わせて600万円くらいマイナス。

 

まぁ短期の売買を考えているのではないのでいいのだけれども、これだけ大型株が上がると逆に今後の調整が心配。

 

コロナが落ち着いて、金利が上がり、財政支出が減ったらどうなるのだろう。

 

今年いっぱいは持つのではないかと思ったが調整は思ったより早く来る気がする。

 

大型の調整がくれば仮想通貨もそれなりにつられて調整する可能性がある。

 

早めに売りたいのだが、まだいける、まだいけると思っていて中々大きく売却できない。

 

仮想通貨は税金が高いので、さっさと売って、低位株に乗り換えた方がトータルではいいと思うのだけれどもね。

 

仮想通貨で多額の税金を払うのは悔しいな~。

 

少しでもふるさと納税で取り戻そう。

 

日経平均が3万ドルを突破する中で自分のポートフォリオは散々・・・

 

日経平均終値ベースで3万ドルを突破。これは予想通り。予想よりも早かった気がする。

 

日経平均の売りポジションを損切りして買いに転じようと思ったが、日経平均という価値の測定ができないものには投資しないことに決めたので、諦めた。

 

あの時投資していればという気持ちもないことはないが、後悔は特にない。

 

むしろぐっと我慢できたことが素晴らしいと自分で思っている。

 

一方で新興市場中心の自分のポートフォリオの含み益は500万円程減少。かなり対照的な動き。

 

決算発表が悪かった訳ではなく、期待値が高かったせいで、悪くない決算でも5%以上売り込まれただけ。

 

僕は中長期バリュー投資を志向しているので、こういう日は残念ではあるが仕方ないと思っている。

 

逆に少し買いました。

 

今証券会社にあるお金はほぼすべて投資済なので、追加で資金を投入するかどうかについて迷っている。

 

できればポートフォリオ内での入れ替えにしたいのだが。

 

または仮想通貨を一部売却してその資金を株式に投入することも検討。

 

もっと下落するタイミングでまとめて投資したいという気持ちがあるのでもう少し資金を残しておきたい気もするがどうするか。

 

まぁ今日は散々であった。

 

起業は高リスクか?

 

この本を読んで改めて考えてみた。

 

ダンドーのバリュー投資 ——低リスク・高リターン銘柄の発見術

 

この本はバリュー投資を教える本で、その骨子は帯に書かれている以下の文言があらわしている。

 

「コインの表なら勝ち、裏でも負けは小さい」

 

つまり、勝てば大きいし、負けてもそれ程のリスクがないものに投資せよということである。

 

そんなものが存在するのか?と思うかもしれないが実際に市場は完全に効率的ではないのでそういう機会は今でもたくさん存在するとのこと。

 

これについては僕も100%同意。

 

こういう投資が好きな人とそうでない人がいると思うが僕はとにかく損をするのが嫌いなので、損の確率を限定する投資手法は好みである。

 

僕らは高リスク・高リターン、低リスク・低リターンと教えられてきた。特に教養のある人なら尚更、そのような考えに縛られてしまっているだろう。

 

だから「低リスク・高リターン」、または「低リスク・中リターン」の世界が存在することが今一つ信じられないのだ。ビジネススクール出のMBAの人達は特にそうかもしれない。

 

思い返せば僕が起業したときはこういう判断をしていた。

 

米国でMBAを取ったばかりの20代で起業しなくても、魅力的な選択肢は多数あったし、実際にオファーももらっていた。起業も一つの選択肢であった。

 

そこで考えたのは、起業して成功すれば大きくプラス、失敗してもまだ若いMBAで市場価値もあり、起業失敗経験もプラスに働くだろうということ。起業の成功、失敗は数年程度で分かる。2,3年で失敗したら外資系のコンサルや銀行などいくらでも行けるチャンスはある。

 

これは「低リスク、高リターン」だと思った。起業で失敗してもそれはそれで立派だと思ったので、思い切って意思決定することができた。

 

一応保険としてコンサル会社には数年間の猶予をもらっていた。事情を説明したところ、失敗したらここで働けば良いと言ってくれていた。こういう点で外資系のプロフェッショナル企業は柔軟だなと思った。日本の大企業だとそういう柔軟な意思決定は個人ではできないだろう。

 

結果的にはまずまず上手くいったので(今のコロナは除き)、低リスク・高リターンを実現できたと思う。

 

唯一誤算だったのは、数年で成功・失敗が分かると思ったのが、予想よりも低空飛行で、成功もしないが失敗もしないという状況が暫く(5年以上)続いたということ。

 

あまり年を取ると外資系のコンサルや投資銀行や、PEファンドへの転職は難しくなるので、30台前半では一時的に迷ったことがある。

 

他社からの誘いもあったりした。そんな小さなビジネスを経営しているより、こっちに来ないかと誘われたこともある。

 

そういう誤算はありつつも、やはり自分の人生においても、低リスク・高リターンのモデルを追求できたことは良かった。

 

ビジネスではこれでうまく行ったが、投資においても本格的にこのモデルを試したいと思う。

 

 

 

 

 

職業・進路について親の言うことを聞くべきか

 

職業や進路選択において親の言うことを聞くべきかどうか?

 

僕の考えは基本的に聞くべきではないということ。

 

もちろん本人の状態や親の考え方に依存するが、一般的には親の望む方向は無視するべきだと思う。

 

単純に親は保守的な(例えば公務員とか)方向を望むということもある。

 

それだけでなく、親のモデルは1世代前のモデルだからである。

 

それに従うとどうなるかとうと世の中は変化しているのに、親世代の成功モデルを追求すると1世代前のモデルを追及していることになる。

 

今のように変化の激しい時代の場合はこれは結構致命的だと思う。

 

江戸時代のように変化がゆっくりの時代であればこれは通用すると思うが、今のように変化の激しい時代においては通用しない。

 

具体的に考えると、僕の親はサラリーマンとして一つの会社で勤め上げた。これが団塊の世代の成功モデルだと思う。

 

実は私の祖父はそれぞれ医者と大工でサラリーマンではない。その子供たちは私の父も含めて実は誰も自営業をやっていない。私の知っている範囲では男は全員大企業のサラリーマンである。

 

すでに私の親はその親とは異なるモデルを追求している。もちろん自営業でも成功したかもしれないが、1960年代の高度成長期においては大企業のサラリーマンをやることはリスク・リターンの関係からいうと良い選択肢だったと思う。

 

では僕が親と同じモデルを追求したらどうであろうか?大企業でも悪くはないが、しかし倒産する大企業、給与が減る企業も多く、金融機関でもリストラをしている状況である。

 

僕は大学卒業時にいくつかの内定をもらったがそのうちの一つが今はメガバンクの一角である(当時の長期信用銀行のトップ企業)。そこに入っても悪くはなかったが(ただし、2番手、3番手は解体されたが)、しかし今の時代から考えるともっと自由な働き方を目指したことは結果的に良かった。

 

新卒では大企業に入ったが3年で辞めて海外留学をして起業した。起業しなければ外資系のコンサルか投資銀行に入社する予定であった。起業しなければ何社か転職を重ねてキャリアアップしていたと思う。

 

このモデルは明らかに親の世代では考えられなかったモデルだ。僕の世代でも多くの人が取らなかった道ではある。だけど成功するというのは、定義として人よりうまくやることであるので、必然的に人(=平均的な人)と異なる道を選ばざるを得ない。

 

もちろんそれで成功するとは限らない。失敗するかもしれない。しかし平均的な人と同じ道(僕のコミュニティでは大企業に就職して勤めるパターン)を歩んでいながら成功する可能性は低いだろう(多少の出世はあってもそれは金銭的及び時間的には成功とは程遠い)。

 

僕の時代においてはある程度能力があるなら思い切って日本の大企業から離れて、実力主義外資系にいくか、または自分で起業するなりした方がよい。それで仮に失敗しても転職マーケットは親の世代よりも大きいので大企業に再入社することも全然可能である。

 

父親は僕の歩む道をみて何も言わなかったが、銀行に行った方が良かったのではと当時は思っていたかもしれない。しかし結果的にはその1世代前のモデルを追求しないことは良かった。

 

問題は自分の子供に向けてこの教訓をどう活かすか。やはり自分がうまくいったモデルがあるので、成功バイアスの囚われやすい。子供には同じような道を歩んだ方が良いように思ってしまうが、それは違うと思う。

 

我が子には自分にあった道を見つけて欲しいし、それに口出しをするつもりはあまりない。助言程度はするかもしれないが、自分と全く違う道を選ぶのも自由だし、その方が良いと思う。

 

会社の経営でも同じ。創業者はどうしても成功体験に囚われている。それを脱却しない限りは企業は衰退する。